嵐山の福田美術館
嵐山の渡月橋のすぐそばに2019年10月にオープンした福田美術館で、2020年5月23日伊藤若冲展(1716~1800)を観てきました。
大阪、兵庫、京都の緊急事態宣言が解除になった日です。
5月23日10:00から再開になりました。福田美術館はこじんまりしていますが、嵐山の景観にマッチしたおしゃれな美術館です。今回展示されていませんが、伊藤若冲の「象と鯨図屏風」が大好きです。5月31日のNHK日曜美術館で美術研究家の辻惟雄先生が「今みてほしいこの作品」としてこの作品を推薦されていました。若冲は京都錦市場の青物問屋の長男として生まれ、40歳で家督を弟に譲ってから画業に専念しました。私は石峯寺(せきほうじ)にお墓参りに行ったほどのファンです。石峯寺は晩年若冲が草庵を持ったお寺で、庭に若冲作成の五百羅漢がありまして、楽しいです。