当社初の災害対策製品「しょうチャン・べんチャン」(携帯トイレ)
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「かけがえのない生命の擁護者」という理念を実現するときに参考になるのが、仏教の「四苦:生老病死」という言葉です。仏教では人生には4つの苦があると教えています。生老病死の4つです。これを解決すればいいのですから。老病死は理解しやすいですが、なぜ「生」が苦?なのでしょう。
生れてくるとき、母子ともにリスクがあるのも事実です。「苦」を「苦労」と考えれば理解しやすいでしょう。女性の生理と正常分娩は病気ではありませんが、苦労したというお声をきくこともあります。生きていることで出会う苦労の一つに災害(地震・津波・火災・停電)時の排泄があります。停電・断水すると水洗トイレが流れなくなるのです。
災害の時に、かけがえのない生命を排泄の苦労から救うには、携帯トイレが必要であるという結論にいたり、当時「しょうチャン・べんチャン(※)」を製品化しました。ダンボール製携帯便器で防水排泄袋と消臭・抗菌吸収パットをセットして使います。1995年の阪神大震災では、トイレの問題解決に大活躍しました。
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